機械式時計初心者が知りたい!分解掃除と日常のメンテナンスについて

機械式時計は必ずオーバーホールしましょう

機械式時計の運針はゼンマイを動力にしており、内部部品に劣化や摩耗が生じるのは避けられません。この様な経年劣化が機械式時計の寿命や精度に影響しない様にプロの手によってメンテナンスを行うことをオーバーホールと呼称します。オーバーホールは購入してから3年目で行い、以降は4年程度の期間を置いて定期的に行えば、大きな故障に繋がる可能性は低くなります。逆に長期間メンテナンスをせずに放置すると、弊害が起きた時の修理代が高くなったり、修理出来なくなる可能性もあるので、忘れずにオーバーホールしましょう。

オーバーホールの工程とは

オーバーホールは人間の健康診断や、自動車に置ける車検の様なものです。時計メーカーや時計店ではオーバーホールの依頼を受けるとまず外見からケース内部までの状態をチェックします。その際、防水性や操作性、残留磁気など事細かな項目で確認作業がされます。次に機械式時計のケースやバンドを取り外し洗浄してから、ムーブメントの分解・修理作業に入るのが一般的な工程です。分解修理では部品の洗浄に加え、摩耗した部品や潤滑油の交換をし、精度の調整などがされます。ケーシングが行われ最終チェックがされるまで、全工程を含めると約1か月程掛かる様です。

自分での取り扱いにも注意して!

機械式時計はオーバーホールを定期的に行うことも大切ですが、自身でのメンテナンスを日頃から行うことも必要です。汗や埃の付着が機械式時計の状態に関わるため、使用した後は柔らかい布や歯ブラシなどで汚れを取り除きましょう。また保管の際は高温多湿、直射日光を避けます。特に生活の中で気を付けたいのが、磁気製品に機械式時計を近付けてしまうことや、リューズを元に戻さず水を扱ってしまうなどです。これらの使い方は機械式時計に深刻な影響を及ぼすため注意しましょう。

パテックフィリップの腕時計は大変人気となっており、高級腕時計のメーカーとして広くその名を知られています。